Book
カリフォルニア物語 (1) (小学館文庫)
小学館
May
30
2007

最近漫画を大人買いしたんで、一筆。
吉田秋生の長編作品ではおそらく唯一読んだことなかった作品。夜中から読み始めて2時くらいに読み終わって。久々に読後の感動に浸った。
作品自体は1979年~82年にかけてかかれたもので、おそらく時代設定もオンタイムだとおもわれる。舞台の中心はNY。西の楽園カリフォルニアから来たヒースの物語。
これを読むと、BANANA FISHの初期の絵柄はホント一時的に大友克洋に影響を受けていたのだなぁ…とか思ってしまう。私はこのころの絵柄が一番好きです。(今は華奢すぎるなぁ)
吉田秋生は、主人公は少年・青年でカリスマ性があり、頭がよく、美しいという設定が多いのですが。最近の作は「絶対的天才」に拍車がかかり、どうも人間味が薄れて感情移入が難しくなってきているように感じる。(それでも感情の描き方は素晴らしいと思います)
この作品の主人公ヒースは薬中になったり、父兄との関係がコンプレックスでひねくれたり、その点、非常に人間味がある。
彼が薄汚いNYのアパートに友人たちと暮らす姿は…なんていうか私は憧れる世界…。おそらく、これは日本人の描いたアメリカだから、現実とはかなりのギャップがあるんだろうが、それでもアメリカを堂々と描ききってるので信じてしまう。
ああ、NYはこんな所なんだわ…!(この辺が妄想家)
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