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  • 高校生だった頃「好きな作家は星新一です」って言わない時期があったんだけど、本当はそんなの大好きに決まってて、筒井康隆がたまに書く「星新一はやっぱすげーぜ」文(彼は律儀なまでにこれを定期的に書いていた)を読んでは「あー別に好きでもいいんだ・・・」とホッとしていたのを覚えています。

    そして時がたち「星新一超サイコー!短いし面白いから!」と何のてらいもなく寄り目にピースで語れるようになった今「小西康陽が好きです」と表明していない自分(それもびどく巧妙に・・・)に気がつきまして、「あ!同じあれじゃん!」と驚愕したため、ここに記事を書いているわけです。

    恩恵は純粋に彼の作品からだけでなく。彼がいたからこそ我々が聴ける(買える)ようになった素晴らしい音楽なんてそれこそごまんとあると思うんですよ。それを思い出した。

    ちなみに俺がピチカートファイブを聴くようになったきっかけは、伝説のポルノ雑誌デラべっぴんのソフト系姉妹誌「べっぴん」で『SWEET PIZZICATO FIVE』CDレビューが掲載されていたからです。

    そして、もっともピチカート的で、もっとも星新一的(前述のような意味において、ね)な一曲が「Baby Portable Rock」だと思うので、ここに貼りました。

    俺は、声を大にして言いたいのですが、小西康陽が、ピチカートが大好きです!

    • date. 2010-06-01 22:58:47
    • author. labo
  • 俺の中でチューリップ「虹とスニーカーの頃」 と双璧をなす「イントロ最高!ほかはあれー!」クラッシックです。あとスチャダラの「5th WHEEL 2 the COACH」(いやこれはまあいいか)とか。このど頭のサビはほんと飽きることがなくて聴く度に気持ちよく、以降はなんだか生ぬるい。この生ぬるさって何かに似てるなーって思ってたんだけど、あれだ、「地方のFMパーソナリティー」的な生ぬるさ。どうかな?(akkoさんのルックスに引きづられてるだけという意見もある)だけど僕は今日も再生するのだ。好きなんだ。

    • date. 2010-05-28 23:03:58
    • author. labo
  • 世の中には宇宙商人のことが知りたくてアップアップしてる人が大勢いるんじゃなかろうか。検索かけても宇宙の商人SF話しかでてこないしね。なので、MCATMのこれと俺のこれが彼らの命を救う流木の役割を果たせばいいなあと思う。そんなプカプカしたレビューを書こう。

    宇宙商人とは古い友達で「ドッグりしたなーもう」とか「両津―お前はクビだー(愉快なサイゼリアにて)」とか「(童顔くりくり坊主が)たまたま取れた」とか色々思い出はあるんだけどはしょります。俺がぜんぜん友達いない時「篠原ともえのファーストあれは名盤だぜ(そんなCDのある先輩の部屋に遊びこないかい?)」と話しかけ、良い加減にスルーされ続けた話もはしょります。

    宇宙商人というユニットの歩みや音楽遍歴(マイスペ「影響を受けた音楽」欄に「んー」とだけあるのは言いえて妙)はMCATMのこれがあるので、俺は思いついた順に好きに書くことができるのだ。良かった良かった。

    現メンバーは二人で、トラックメイカー兼いろいろ楽器スト兼ラッパーの久永君、そしてボーカルでメロディメイカーの松岡さん。これらの分担は多少入れ替わったりすると思うけど、だいたいこう。

    彼らの魅力というか最大の特徴なんだけど、何はさておきトラックがジャンキーの耳の救世主すぎると思う。地方でエレキギターに跨った少年が、大学でようやく気のおけないバンド仲間に出会い、サンプラーとパータッチしたまま大量のレコードの上を滑り続けたら、誰でもこれが作れるのかといえばそれは違って、彼の偏執的な編集癖と絶妙なバランス感覚があるからこそなのだと。とにかくサンプリングがうまいことなってる。60~70年代の名だたるミュージシャンの夢枕に立って「お前らさ、明日の収録、こういうの演れ」ってディレクションしたんじゃないかと疑うレベル。でもループにおんぶに抱っこじゃなくて、原曲の魅力をきちんと曲の推進力として使い、きちんと自分の手足も使ってる。

    そんなトラック上で気持ち良さそうに泳ぐ松岡さんのボーカルとメロディーは、いっつも優しくてノリノリ。のヴギウギ。かつやばい。で、胸キュン。最近の宇宙商人で一番の驚きは松岡さんの声の表現力だと思う。うごかせない。俺はこのトラックから彼女のボーカルをうごかすことができない。そんな表現しかできないのだけど、あるべきところにそれがある、というカタルシス?いやメロディーラインも含めてさ。

    もうひとつの特筆すべき要素は久永ラップ。ラップ始めたのは結構最近のはずなんだけど、最初の一歩から大また過ぎて俺にとっては超ショッキングだった。MCATMが「日本人が世界陸上でファイナリストになる痛快さ(意訳)」と例えたのも分かる。言葉の扱いは宇宙商人の前身、そのまた前身、前々身・・・とにかく一貫しているので予想していたけど、このポップコーンのようなラップスタイルはなんだ、うらやましいじゃないか。

    さて、そんな彼らが待望のファーストアルバムをリリースしました。タイトルは「This Song」。全8曲というタイトさなので、ぜんぶ感想を書こう。「1.HAPPY ENDING」は 結婚式DJ推奨曲。できたら新婦が歌い、新郎がラップをすると必ず幸せになれるポップさ。「2.隣の女子にJAZZ」宇宙商人的には結構レアな4つ打ちだけど、いっちばん再生してる。松岡さんのおすましして爪先立ちで歩いてるみたいなボーカルを聴こう。ご存知「3.SWEET SURPRISE」は ラップサイドのやっぱ代表曲で名刺代わりの一曲。まさにポップコーンライク。「4.1MG」は何よりイントロループ。これだけで6分半の曲つくれちゃう。 プラス松岡Voなわけだから、まあどうなるか分かるだろう。「5.約3分間の素描」を聴いて「あ、これピカソだかの一筆書きの絵の感じに似てる。必要最小限で一番気持ちのいい最短距離を通ってる感じ」って思ったら、タイトルに「素描」ってあるじゃん。一個も余分がない痛快さ。「6.WHAT'S THIS?」はジュラシック5みてえな上品な無骨ビートに夏休みのプールから帰ってうたたねする直前みたいなリバーブのかかったラップ。歌よし。そして史上初、井上陽水「少年時代」に喧嘩を売れるレベルの夏ソング「7.LET IT B」は 夢枕ディレクション最高峰というか、後だしジャンケンの最も幸福な成果というか。ラムネ感としか言いようのねえラムネ感。余談だけど、宇宙商人よりうまい「Shack up」使いはいないと俺はいつも思ってる。ラストはタイトル曲「8.THIS SONG」。初めてきいたときからこの曲は宇宙商人の、サンプリングポップスの、というかもう良い音楽の「永字八法」ということで間違いない。全部がここにある。キューン、ドカーン、バンザーイの三段跳び、で見事着地します。

    でさ、これが「JETSET」とか「ART ROCK NO.1」通販にて1,260円(税込)で買えるんですって。それだけで2009年っていい年だなーって思う。そして宇宙商人を好きになるような人とは絶対友達になれるから、買ったら今度俺の部屋に遊びに来てよ。篠原ともえのファーストあるからさー(あれ名盤だぜ?)。

    あと内緒話。実はこれ以外にアルバム一枚分くらい曲もらってるんだけど、まったく遜色ないクオリティの曲ばかり。まさに氷山の一角なんで、がんがんマイスペースとかに激賞メッセージなどを送りつければ、もっといっぱい曲が発表されるかもしれないよ。それでも足りない重度の中毒患者は、私ことラボのマイスペースで「パンダミーアップfeat.ワカコ,宇宙商人,MCATM,エイプリルズ,ジーニアス,MCマルコポーロ」「笑っていてほしいのfeat.宇宙商人」をチェックしてくれ。じゃあね。ピースヨー。

    宇宙商人、大好きだぜ。

    ラボ

    • date. 2009-07-10 22:36:12
    • author. labo
  • まるで早瀬優香子(前記事参照)と大貫妙子(80年初頭のSamba de marあたり)と花代が00年代の小春日和に手をつないで散歩しに来たみたいな。そんなfrenesiさんの音楽が、ちょっと、最近、比べるものがないくらい、ぐっときてます。

    そして、この方の音楽は「おしゃれ」と言った途端にほんとの魅力がひゅーと空に飛んでいってしまう気がする。気をつけてね。

    ◆インフレイション
    http://cgi2.nhk.or.jp/paphooo/result/search_result.cgi?action=detail&file_no=1738

    私の彼は  私の元彼より 背が高い 背が高い
    私の元彼は 私の元彼より 背が高い 背が高いのよ
    で始まる歌詞の完成度が・・・神展開。こんなの一度で良いから書きたい。そして怒涛の展開をみせて口あんぐりなのに間違いなく良いポップソング。

    ◆黒やぎ白やぎ
    http://cgi2.nhk.or.jp/paphooo/result/search_result.cgi?action=detail&file_no=1754
    脳内リピート成分多め。デュエットで、たまんない。「おしゃれ」「ボッサ」「ウィスパーボイス」はむしろNGワード。そんなことより大切そうなあれやこれやが曲ん中にいっぱいあると思います。

    ◆nero
    http://cgi2.nhk.or.jp/paphooo/result/search_result.cgi?action=detail&file_no=1743
    完成度としてはこれが一番なのかなー。心にくいよー。

    ◆ローウィッツアーク
    http://cgi2.nhk.or.jp/paphooo/result/search_result.cgi?action=detail&file_no=1735
    そしてこれが一番好き。やっぱり歌詞もよいんだけど、突然のサンバ展開「雨(あーめ)が止むかどうかなんて」の「あー」の部分が、「ふいに落とし穴(でもすっげえ可愛い形)に落ちてしまい、でも下に甘い香りのマシュマロがふかふかに敷き詰めてあって、要するにダブルピース」みたいなカタルシスです。

    んで、こちらでは一曲単位で購入できるそうなので、ぜひ。
    http://www.ongen.net/mt_search_detail_artist/at0000100701/

    • date. 2008-10-11 21:50:45
    • author. labo
  • みんな若い。

    それもあるんだけど、俺は妄想する。まじめに音楽が好きなビジー・フォー。でも、俺らはものまねでどう食っていけばいいのか。音楽が好きなんだ。笑いじゃ勝てない。じゃあ、他の人たちが普通真似しない、歌唱力とセンスを必要とするアーティストを真似すればいいんじゃないか。

    で、選んだキングトーンズ。ロックならまだしも昭和35年にR&Bを真顔でやろうとしたキングトーンズ。んで、歌謡曲になびかないまま、なんと第20回紅白出場まで果たしてしまった彼ら。

    最終的に、ビジー・フォーは、安易な笑いに走ることなくセンスのよさと歌のうまさでものまねシーンに名を残してしまったわけで、そのままキングトーンズの歩んだ道のりと二重写しになり、要するに、いいよねこの動画。

    蛇足。前から思ってたんだけど、ビジー・フォーってすっごくオールドスクール感溢れる名前。BUSY BEEとかFUNKY 4+1みたいな。

    BUSY FOUR in the house!!

    • date. 2010-07-27 22:41:48
    • author. labo

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