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  • ウォッチメン!観てきました!色んな意味で面白かった!(以降、ネタバレ無しで進めます)

    宇多丸師匠がタマフルで言わんとしていた事はよく分かる。曰く「『やっぱり、原作を10としたところの1でしかない、けど、監督のザック・シュナイダーは頑張ってるなあ』と『ザック・シュナイダーは頑張ってる、でも、1でしかないなあ…』という感情の間で引き裂かれそうになる」というのは、原作を読んだ人にとっては理解出来る話。

    特に後半、話が計画の核心に迫るにつれて、ザック・シュナイダーのキャラクター解釈に明らかなミスが見られて、やはりそこは減点せざるを得ないところ。Dr.マンハッタンは、人間の心の営みから遠く離れた視点で行動するべきだし、オジマンディアスは超然とした高潔な人物、ナイトオウルは傍観者として正しく描かれるべきだと思った。

    あと、やはり例の「計画」の件。町山さんと宇多丸師匠の解釈は異なり、町山さんなんかは「よりテーマに近くなった」と評価していましたが、僕はこの件に関しては改変して欲しくなかったなあ。計画者の「計画」がずさんなものになってしまうし(映画版の「計画」はたまたま上手く行ったけど、ああならない可能性だって高いよね)、何より、コメディアンは何を見て取り乱したんだ?って話になってしまうから。「台無し」とまでは言わないけど、そうした細かい解釈の食い違いの(勿論、物語を解釈する、という行為に正解はないんだけれども)積み重ねが、最終的にちょっと残念な結果を生んでいる気がする。

    但し、勿論物語は素晴らしいし、キャラクター造形も申し分無く、一見さんも原作ファン(シルク・スペクターのエロさを確認する為だけでも、必ず見るべきだ)も見て損は無い作品だとは思います。俺は、DVDでもう一回見る。

    • date. 2009-04-25 03:39:22
    • author. mcatm
  • こういう事を書き始めると筆が止まらなくなるので、ここをなんとかして抑えたいところですが、やっと買えました…ウォッチメン。読み始めると止まらず一気に読了。これは…大傑作でしたね。どうもすんません、今まで気付かずに。

    ストーリーテリング的なギミックがこのレベルでてんこ盛りになった漫画を、この時代(1985年)に描いていたという事実に驚愕。勿論、漫画文法的には日本の漫画も素晴らしいし、この時点で「どっちが上?」なんて議論は全くもって無意味なんですが、ただ、こういう切り口で政治や文化、歴史を語る漫画は他に無い。そのオリジナリティに唸らされたわけです。

    それを踏まえると、今の洋ゲーのシナリオライターが持つ素晴らしいライティング能力の基盤が見えてくる気がしますね。

    • date. 2010-05-12 01:01:22
    • author. mcatm

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