ファミ通で40点叩きだした事で有名な「428」。確かに、あの「時のオカリナ」が満点を取ったとき、その前週のTV Bros.でスチャのBOSEさんがその快挙を予言、見事的中させて我々の期待が最高潮に高まった頃の事を考えると些か乱発が過ぎるのではないかと思ってしまう節もありますが、いやいや、この「428」、十分にその価値はあると感じました。(ファミ通浜村さんが出演していたことはこの際忘れます)
良ゲーと名高い「街」(オリジナルはセガサターン。現在はPSPでもプレイ出来ます)の続編とは言わなくても、分かるヤツには分かる、という雰囲気で発表された「428」。基本情報として、僕は「弟切草」「かまいたちの夜」等のサウンドノベルに関して、一通りプレイはしているものの、熱狂的になる事はありませんでした。色々な理由がありますが、基本的には「テキストが羅列されるだけのゲーム」という退屈さを払拭するだけのゲーム的な価値を見いだせなかったから、だと思っています。サターンを持っていなかったこともあって、「街」も未プレイでした。
今回「428」に触れてみて真っ先に感じたのは、その「ゲーム性」の高さ。「24」シリーズを意識したと思われる緊迫度の高いシナリオを、静止画メインながら、カット割りや音楽を効果的に用いた見事な演出で、ドラマとして構築していたのは予想通り。それはおそらく前述のノベルゲームでも重要な要素であり、それをクリアしたゲームがそのジャンルで人気を獲得してきたのだと思いますが、「428」がそこから一つ図抜けているのは、「アクションゲーム」としての効能が非常に高いからだと思います。
優れたUIもさることながら、シナリオを存分に味わうために周到に準備されたフラグ配置の妙や、主人公/タイムラインを何度も切り替えながら様々な側面から渋谷で起こっている出来事を体験する為に用意された「Keep Out / Jump」「ザッピング」等の秀逸なゲームシステム。そこで僕たちが体験するのは「ボタンを押して、コンピューターから返って来る反応を楽しむ」という、基本的なテレビゲームの快感原則の一つであって、その基本に極めて忠実に作られた「428」は、何度バッドエンドに突入したとしても、プレイしていて全くストレスを感じない、という素晴らしい「アクションゲーム」であると感じました。
※ドラクエのアクション性について
http://twitter.com/iidakazutoshi/status/5469846106
※こういう何度もプレイするタイプではないゲームのために、きちんとしたゲームレンタルの仕組みがあればいいのになあ、という気にはなりました。やはり3日でクリアしたゲームに7000円とか払うのは厳しいし、DVDを買う人より借りる人が多いように、業界の損にならないレンタルの仕組みを考えた方が良かったんじゃないかなあと思いました。でも、何度もゲームのレンタルって現れては消え、現れては消えしてるんですよね。
※今頃??って感じのポストですが、こんな感じで、単に自分勝手なタイミングでのゲームレビューを書いていきたいと思っています。「プレイしてからレビュー」。何故か、このタイミングでプレイしてる人が多いですね(twitterでも見た)。なんだろう…?
428が超面白い - 没個性テーマパーク
http://d.hatena.ne.jp/kikinight/20091130/1259603283