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“うちらいい感じ?”女子高生が「太陽にほえろ」でラップ

compueditさんのこれを受けてのこれです。

MIKIは新潟で普通に高校に、HINAは神戸で高校とボーカルスクールに通いながら東京のレッスンを受ける日々…。
七転び八起きしながら、デビューまでの道のりを突き進む。
2008年3月にMIKIが一足早く高校を卒業、上京したばかりのハイプリがこの夏本格始動!
脱力自由なキャラクターに、ポップなルックス、本格派トラックにのる
不思議ラップ…。
一度聴いたら忘れられないその未知数の音楽性に、早くも業界騒然!
デビューシングルはあの、「太陽にほえろ」のテーマをサンプリングした話題曲「太陽にほえろのテーマ~うちらいい感じ~」!!

簡単に言うと「サブカル色を完全漂白したHALCALI」なのかなー。一応解説するとこの「太陽にほえろ」は、90年代初頭MAJOR FORCE主催のラップコンテストでスチャダラパーが使って一躍彼らの名前を世に知らしめた日本語ラップ史的には有名なエピソードを持つ曲なんですよ。

だから「スチャじゃん!」とか歌詞のET-KINGばりのゆるさを以って「ゆとり!」とか怒られてるんだけど、それってジッタリンジンに思い入れないのにホワイトベリーが出てきた途端「ださ!原曲最高!」って言ってる人と同じ感じがするんですよねー。

「後悔はー無いようにー大人たちー言うけどー、恋に勉強ー、忙しいー」って歌詞はひどすぎて逆に良い。なんかトラックも元気な感じでいいじゃない。

MOE-K-MCZ(読んで3分以内にフレリクしました)もHALCALIもそうなんだけど、日本は伝統的に「非B-GIRL系ラップ」が強い気がします。それは日本のヒップホップ自体が最初にサブカル観点から火がついたという歴史が関係している気がします。古くはMAJOR FORCEのTHE ORCHIDS(高木完プロデュース)なんか最高でモデルの中川比佐子とスタイリストの佐藤圭子の要するに企画物2MCユニットなんだけど、シングル2枚はトラック含め恐ろしい完成度でパブリックエネミーがサンプリングしたほど。

で、ここら辺の「非B-GIRL系ラップ」はそのぼんやりとしたラップにあわせて聴き所がもうひとつあって、それは「バックの男性陣が異様に頑張っている」ところです。音楽やってる男の子なら絶対心当たりあるでしょ?

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