COMIC:『娚の一生』西炯子

西炯子がこういう風に一般的に語られるようになるとは思わなかった。

キャリアの長い漫画家だけどPFコミックスや、Wings comicsから主に出てたので、一部の少女漫画好きには知られているけど一般的知名度はいまいちだった。まぁ、内容も内容だったからなんだけど。それが、最近のフラワーズの躍進に乗っかって一気に表舞台に…。

『三番町萩原屋の美人』はかなり長期にわたって連載されていた作品だと記憶しているのだけど、あの作品の後半から少しづつ彼女の作風が変わっていったように思う。ちなみにこの作品は、萩原屋という明治だか大正だかの呉服屋を舞台にした日常の物語。見た目がどう見ても30代前半な老人のご隠居は死んだ妻に似せたカラクリ人形を奥座敷にて愛でている。

そんな無茶な設定やBL的な設定からしっかり抜け出したような気がするのが、この次に描かれたSTAYシリーズ。このあたりから割りと一般にも読まれるようになって来たのではないだろうか。そしてそんな流れで、『娚の一生』。

ヤマシタトモコといい、オノナツメといい、枯れ専が流行なのか。大学教授で、専攻は哲学、50代。外面は良く、しかも関西弁…。

おい、なんだこのファンタジーは!
そう、全然変わってないかったのですよ、一般的にとっつき易くしただけだったんだよ。でも、まんまと教授に夢中ですよね。そりゃ。

非現実な設定で照れから逃げていた西炯子はここに来て、昼メロを堂々とやる境地にきてるので、うん、目が放せないよね!!

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