ヴィターリー・カネフスキー特集上映

ユーロスペースで観てきたぜ!ほぼ満席!以下、ネタバレ無し!

僕が観たのは、傑作との誉れ高い『動くな、死ね、甦れ!』。収容所を抱え、そこに生活する大人達の緊張感溢れる生活と、そこからはみ出してしまった者達の袋小路故の楽観、そして現実や運命に翻弄されていく子供達の物語として、非常に衝撃を受けました。こんな映画監督いたんだな。

気違いや障害者が悲惨な現状を楽観的にサバイブしているのに引き換え、戦後のソビエトの社会で一歩踏み外すと地獄に落ちるプレッシャーに苛まれている大人達の顔にはゆとりなどなく、感情もすれ違い、そのしわ寄せが子供達に襲いかかる。その様を、信じられないぐらい美しい映像と、絶妙の間で構築したカネフスキーの才能には驚嘆せざるを得ません。

その続編『ひとりで生きる』、そして「メタフィクション」の真骨頂を捉えた三作目『ぼくら、20世紀の子供たち』まで、全部観たいがスケジュールの都合がつかない僕は、BOXセットの発売を切に願います!アッバス・キアロスタミの三部作にも似た「視線」そのものが独特の、映画監督カネフスキーの三部作。上映はまだ少しあるので、気になる方は観ておいた方が良いと思うぜ!

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