ドラマ「鈴木先生」

2011-06-05 17:27:55


傑作「鈴木先生」のドラマが。現在テレビ東京系列で放送中なのですが、当然大好評なのだと思ったら、なんだか視聴率が伸びていないみたいなのでポスト。

「鈴木先生」は原作からしてかなり変わった教育漫画で、リアルな中学生の日常(必要以上にリアルな面があると思います)を、自身の教育論に真っすぐすぎる主人公の鈴木先生が、周囲にぶん回されたり、周囲をぶん回したりした結果、熱い話のはずなのに何故かギャグ漫画みたいになってしまう、という複雑な構造のお話で、自分が何を見ているのかさっぱり分からなくなる飛躍した物語に熱中する人続出…というものなのですが(もっとまともな原作評読むとイイと思う…)、その微妙なニュアンスを掴みきり、大幅にシュリンクした結果、実に分かり易いスマートな作品になっているのがこのドラマ版なのです。

役者が見事にハマっており、イケメンと童貞の狭間をフラフラする鈴木先生役の長谷川博己をはじめ、大胆な解釈で配役している生徒(特にカーベーや樺山は、原作がドラマを見て描いたんじゃないかと思う程)、先生も素晴らしいのは言うまでもないんですが、そこにあぐらを描かず、鈴木教育メソッドを巡る暑苦しさ〜面倒臭さ〜笑いまでもを汲み取った演出には本当に驚かされています。個人的にはグラナダテレビ版シャーロック・ホームズを見ている時のような安心感と驚きを感じています。現在六話まで進行中。

という僕も、ドラマの完成度の高さに浮かれて、本日全編読み終えたばかりの浅いヤツなので、聞く耳等もたれなくて当然なのですが、少しでも心に留まる事があったら幸い…。原作も良かったけど、ドラマでは鈴木裁判あたりまでしか描かれない感じでしょうか、ボリューム的に。


    Writer
    mcatm
    Date
    2011-06-05 17:27:55
    • mcatm

      pelepop / drawing4-5 / ripping yard本職はWEBとデザインと風呂場ラップっす。

      Related Seeds

      関連記事