映画「スーパー8」観て来たよ(ネタバレ危険危険)

観てきました。スーパー8。製作スティーブン スピルバーグ、監督JJエイブラムス。未知との遭遇、ET、グーニーズなど80年代スピルバーグオマージュ溢れる胸キュンSFという前評判につられ観てきました。

とても楽しみました。というのも俺、映画館で映画観ると大抵楽しいんです。さや侍も超楽しんだ。得な体質です。

で、見終わった後で考えてみると、あれはちょっとなーとか、こうすればよかったのにって思うこともよくあるけど、でも楽しんでるんだよ。

この映画が大好きな人の大好きを減じることはほんとうに本意ではない、という大前提をわざわざ明記したうえでこれから色々思ったことを箇条書きしていきます。

・ニモ、クレしん的息子映画を予想していったけど、ちょっと違った。最初から主人公は強かった。だって冒頭から気になってる彼女に拒否されても目をそらさないで誘ってるんだもん。元々強い子だった。だから大丈夫な子がより大丈夫な子になる映画、って思った。俺的には死ぬ危険性が減った。
・ナイーブな主人公、デブ、のっぽ、発明という男の子チームの安定感。でもグーニーズそんなに当時観てなかったからそこでちょっと損してるな俺。中でもデブに感情移入。俺が肥満児だったから必ずこのキャラに感情移入する。恋愛手前のキャッキャバトルからも蚊帳の外の悲哀と諦観。
・チーム感といえば俺がすごく良かったと思うのは、みんな口が悪くて相手の弱点ばっか言うんだ。のっぽは頭が弱くていつも察しが悪い。それがからかいのもと。でも、彼らが撮影してる8ミリ映画では主役を演じていて、そこには誰もつっこまない。演技がうまいから。子どもだから友人を誉めたりできないんだけど、それをきっと認めている。みんなそれぞれが相手を認めているけど口には出してない。これがチーム感を増してる。
・列車事故ぐらいまでが本気でエキサイティングな映画だと思う。列車事故ってあんなに面白いのか!だって事故を防ごうと40分くらい四苦八苦した上でのあれじゃないんだよ。事故るとこから映してあんなに面白いのか。
・可愛い女の子の登場で男子チーム感が壊れるかと思いきや、まったく壊れない感じが良かったなー(前半だけだけど)。
・「お父さん=冒険活劇を経験した後に乗り越えるべき障壁」と想像していたら「30分話せば解決する問題」だった。
・スタンドバイミー的「青春前夜」感と、女の子と主人公のときめき&相互理解を、各種エピソードを通じて表現する前半部分は、ほんとうに素晴らしかった。特に!ゾンビメイクをしたまま彼女が心を開き、主人公が心を奪われてることを痛感するシーン、あんな特殊な笑えるシチュエーション且つキュンとする心情描写なんて「少林サッカーの厚化粧告白シーン」以来の衝撃だよ!(あれも切なすぎた・・・。)
・これはXメン観た時も思ったことだけど、いまの日本、映画観るのにノイズが多すぎる。大抵SFやアクションって「核」とか「天災」出てくる。冒頭スリーマイルの事故報道で時代説明してるけど「・・・」って我に返っちゃうし、住民避難シーンでも「・・・」ってなった。住民説明会の原因は調査中ですという保安官の説明に対し「ソ連に決まってます!→満場の拍手」って今まさに目にしてる。これは映画関係ないけど「自説の正しさにうっとりして終わり」超危険。
・大きい音苦手...。
・立派なお父さんが「えっ!」という行動(like沈黙のなんとか)に出て「はい、ここでおとぎ話sideが始まりますよ!」って合図だと理解したんだけど、前半の「子ども達の世界」描写が結構繊細だったから、切り替えにもっと時間欲しかったなー。後半の子どもチーム大活躍!も前半の彼らとタッチが違いすぎる気がする。前半は萩尾望都が描いてるのに、100ページ以降急に鳥山明が描き始めた...みたいな。
・「あれ」が人を殺さない設定なんだなって理解してたらむしゃむしゃ食ってた。ビシャってつぶしてた。
・ラスト、お母さんの形見のロケットが引っ張られて、手放すのか?放さないのか?ってシーンを考え付いた人はガッツポーズしただろうし、それだけ賞賛に値します。個人的な好みとしてはロケットがパカって開いた瞬間裏側から映して写真は直接見せないほうが...なんて思ったけど、実際は正面からロケットを映して、開いて写真見えた瞬間感動ミュージックが流れた。うん。
・エンドロールのおみやげは、最近多いおみやげの中でも俺は断トツで好き!好き好き。エンドロール好き度でウォーリーをちょっと超えたよ。

なんて感じ!

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