YouTube - 24時間テレビ ダチョウvs小島

例の黄色いBAPE Tシャツも見目麗しかった今年の24時間テレビでの、例のハプニングシーン。凄い勢いで日テレが消しにかかっているので、賞味期限短めです。

ダチョウ倶楽部という大先輩の定番ネタ「熱湯風呂」を、小島義雄が結果的に潰したという構図で、まあそりゃ周りも慌てるし、ダチョウも怒るわ、っていうシンプルな話なんですけど、個人的には小島義雄の無謀さ、思慮の浅さに賞賛を送りたいと思います。で、それもフォローせずに空気が悪くなるような方向にしか持っていけなかった、本人含む出演者の手落ちでもあるよ、これは。

角度を変えてみると色々な取りこぼしが見えてきます。全力で当たって、お約束をぶち壊すという、逆の意味での王道を行って、周りの演者に裏切られ、自身の力量不足を思い知った小島義雄と同様、自身の鉄板ギャグを否定され、同じく周囲に省みられる事の無かった竜ちゃんも被害者。何がそこまで追い込んだかというと、台本(空気)どおりにことが進まない苛立ちを、本気で小島にぶつけたジモンのような態度だと思う(マジギレしてタライで頭を殴る)。リーダーは、助け舟をすっ飛ばされて、「こいつ、空気読む気ゼロ」と判断した瞬間に従来路線で進行することを諦め、しかし何も出来なかった(舞台後ろで頭を振る)。

同じように、空気を読めない(読まない)ことにかけては天下一品の爆笑問題太田の発言(「熱湯って前提崩しちゃった」)は、面白がってるということなんだと思う。「前提を崩している」ということを素直に面白がる、彼なりの救済。この件に関して、あの場で他に救済出来た人は一人もいなかったと思う。リーダーやたむけんは挑戦してたけど。

救済、というのは、大きな意味での「笑い」を救済するという意味もあって、最終的に全員で潰すような流れになってしまったことを、小島義雄にだけ責をなすりつけることは出来ないだろうと思う。

とにかく、長時間生放送って、こういう場が露呈してしまうことが一番の醍醐味ですよね。作ってる側はそんなこと思ってないだろうけど。

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