アメリカの推理小説作家であり、ワシントン・ポーシリーズで知られる。本作『ボタニストの殺人』は、ポーとティリー・ブラッドショーを中心に、病理解剖医エステル・ドイルの窮地を描く。短い章と鮮やかなクリフハンガーで読者を引き込み、予告殺人と複数の事件を絡め取る緻密な物語構成が特徴的。スリリングでありながら、登場人物の魅力を丁寧に描き出している。
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下高井戸シネマで『夜の外側』『トレンケ・ラウケン』と合計11時間強の映画館納めしてから、原村へ。部屋が綺麗になっていてびっくり。
年末年始の機会を利用して、読書。三島由紀夫『金閣寺』も遂に読み終わった。堂々たる傑作。人生であと何度か読み返すことになるだ ろう。
M・W・クレイヴン『ボタニストの殺人』上下巻、面白すぎて一気に読み切ってしまう。過去作以上に、ワシントン・ポーとティリー・ブラッドショーを中心とする登場人物が生き生きと描かれていてたまらない。今回は、謎の妖艶さを湛えたポーの数少ない友人である病理解剖医エステル・ドイルが窮地に陥るため、ポーがいつも以上に頑張る。同時に、「ボタニスト」と呼ばれる殺人犯による予告殺人が行われているため、都合2つの事件同時に取り組まなければいけないポーは、いつも以上に頑張る。結果、移動距離が以上に長くなる…。
上下巻に渡る長尺の物語ではあるが、一章一章が短く、クリフハングしていくので、興味が持続して止め時が見つからない。いつも以上のスピードで読み切ってしまった。いつも以上尽くしの新作。