映画『いまを生きる』は、教育映画の名作として知られる作品。アレクサンダー・ペイン監督の『ホールドオーバーズ』も同系譜に位置づけられ、コメディでシュガーコーティングしながら重いテーマを扱う。ポール・ジアマッティの演技が光る本作は、表面的な笑いの裏に深い人間ドラマを忍ばせ、気づけば登場人物たちに感情移入している自分に気づかされる。何気ない日常のワンシーンに涙する瞬間こそ、この映画の真骨頂だろう。
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昨日は家で『・ふ・た・り・ぼ・っ・ち・』を観てから、友人宅へ。『パスト・ライブス』を流しながら、この作品がすげえ嫌いな人と、割と好きな人と、全然興味ない人がわいわいやりながらたこ焼きを食べる会にむすこを連れて参加。嫌いな人はすごい勢いで悪口を言い、俺を含む割と好 きな人はにこにことそれを眺め、興味ない人はたこ焼きを焼いた。俺は二度目の視聴で、より好きになったかも。確実に言えるのは、この作品について一番熱量があったのは「すげえ嫌いな人」で、それって作品を心底楽しんでるってことだよなー、と。良い会だった。帰りがけに『ヘレディタリー』を流して、むすこにトラウマを植え付ける。徒歩で帰宅。
今日も友達が来て、今年のげんき映画総括をするつもりだったが、一人体調不良で他はみんな昨日も集まったメンツだったのでリスケに。下高井戸シネマにアレクサンダー・ペイン『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』を観にいく。
今年のベスト候補に挙げる人もたくさんいたので、途中までは「うーーん、ベスト、というほどでもないなあ…」という気持ちで観ていたのだが、2時間超、重めの有効打が続くような雰囲気で最後にはノックアウト。まさにポール・ジアマッティ映画ではあるのだが、他のキャストも総じて良い。名作『いまを生きる』の系譜にある教育映画にして、コメディでシュガーコーティングしてあるので、その背後にあ るとてつもない重さに気が付かない。いつの間にか、主要キャスト三人の境遇に深く心を寄せてしまっている。おかげで何の変哲もない「チェリー・ジュビリー」のエピソードで、三人が駐車場にある車のボンネットでアイスを燃やすシーンに、何故か涙してしまい、それが何故だったのかを考えている。