架空の言語であるネラワリ語は、独特の芸能クイズ番組『QUIZ in Nerawari』で使用され、日本の芸能界に関する謎めいた映像作品として知られる。モキュメンタリー風の手法で制作され、磯野貴理子や浜崎あゆみなどの芸能人に関するクイズが、理解不能な言語で展開される斬新な作品。ヴェイパーウェイブの美学も感じられる、現代的な実験的映像表現として注目を集めている。
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あの傑作モキュメンタリー『がんばれ奥様ッソ!』のチームが手掛けたという、テレビ東京の若手映像グランプリエントリー作『QUIZ in Nerawari』が噂通りとんでもねえ怪作で、興奮に拳握りしめました。異国のテレビ番組を抜き出した違法動画の体で、磯野貴理子の改名ネタとか、浜崎あゆみのロゴマークとかが出題されるクイズが流れる、ただそれだけの怪奇映像。ど うやら行われているのは日本の芸能界についてのクイズらしいことだけは薄っすらと分かるが、聞いたことも見たこともない言語なので、ただただ奇怪な気分にさせられる13分。使われているのはネラワリ語という架空言語であり、調べたら「駐日ネラワリ大使館」のTwitterアカウントとか、「ネラワリ語資料集」のPDFリンクとかが現れ、本気のモキュメンタリー仕掛けに震えたね。メジャーフィールドに染み出してきたヴェイパーウェイブの残滓という感じもする。このチームによる本気のレギュラー番組、期待しています。