東野圭吾の小説を映画化した作品で、フジテレビ制作ながら丁寧な作りが評価されている。序盤のヒロインの不自然なテンションや説明的な台詞が後に腹落ちする展開は、ドラマ版には欠けていた要素。演出よりも原作の脚本力に支えられた作品という印象だが、全体としては予想以上に良質な推理エンターテイメントに仕上がっている。伏線回収の丁寧さから、推理好きでも犯人を見抜くのが難しいケースが多いが、記事筆者は珍しく全て言い当てることができたようだ。
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妻の見たがっていた映画版『ミステリと言う勿れ』、思っていた以上に良かった。演出20点、脚本(原作)80点の、50点作品…というのはちょっと辛すぎるか。

序盤で、ヒロインの女の子のテンションが明らかにおかしかったり、説明台詞が多かったりする妙な部分が、きちんと腹落ちする説明がなされていて、その辺にフジテレビ制作とは思えないような丁寧さが見られた。ドラマ版では欠けていた部分だったと思う。いつも犯人を見逃すポンコツ探偵こと俺、なんだが、今回は奇跡的に隅から隅まで正解を言い当てることが出来た。