ジョン・ワッツ監督による映画作品。出張ピエロが来られなくなった代わりに、不動産屋の父親が偶然見つけた衣装を着てピエロを演じたところ、衣装が身体から離れなくなるという悪夢的展開を描く。序盤のテンポの良さが高く評価されるが、後半は「かくれんぼ」のような展開になり、やや物足りなさを感じさせる作品。同監督の『コップ・カー』と比較しても技術の高さが光る一方、ストーリー展開に関しては少々肩透かしの印象を与えている。
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咳が少し残るぐらいで、徐々に恢復している。ジョン・ワッツ監督作『クラウン』を観る、など。出張ピエロが来れなくなった代わりに、不動産屋のお父さんが手近なところにたまたま放置されていた衣装を着てピエロを演じたら、それ以来、衣装が身体を離れない。七色のかつらまで、自分の髪のように一体化してしまってる、という悪夢をテンポよく描いていく序盤が素晴らしい。『コップ・カー』は観ているんだけど、改めて、上手いなーと。ただ、後半はただのかくれんぼになっちゃって、少々肩透かしでした。
