Pavementの楽曲「For Sale! The Preston School of Industry」の制作過程を描いたドキュメンタリーに関する言及。バンドメンバーのスコットとSMによる創作の興味深いやりとりが描かれており、リフの生成から歌詞の完成までの創造的なプロセスが印象的。音楽制作における偶発的な化学反応と、アーティスト間の独特な創作コミュニケーションを垣間見られる興味深いエピソードだ。
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一向に終わる気配のない忙しさと暑さ。マジでへばってる。今日も歌詞トライして早く寝る。週末はリハと作戦会議なんすよね。
見たら4年前にアップされていたのをさっき知ったんだけど、Pavementのソングライティング過程を取材したオランダのテレビ番組。あの有名なスコットの「For Sale! The Preston School of Industry」が出来上がるまでのドキュメンタリーで大変興味深かった。スコットが持ってきたリフ(「スコットはPavementのキース・リチャーズ」みたいなことを言うSM)に、最初はSMが歌を乗せるも「お前が歌ったほうがいいよ」とスコットに水を向ける。この曲、実はスコットのベストソングとすら思ってるんだけど、作り上げていく過程も面白いなと思った。スコットに歌わせておいて、下から睨みあげるような目線を送るSMがおもろい。全然他意はないんだろうけど、怖い。俺も10年前ぐらいは、こういうのを毎週やってたんだよね、毎週。
夜はNetflixで『獣の棲む家』。内戦のスーダンからイギリスに密入国した夫婦が、難民としてロンドンに充てがわれた家。前の住民が残した家具やゴミが散乱するも、命の危険があったところからこうして住居まで与えられた幸運を噛みしめる夫。
ここまで行くと「難民の受難もの」か、「家に取り憑いたおぞましいものが、住人の状況を勘案してくれない系ホラー」って思うじゃないすか。なんか全然雰囲気が違ってて、妻(『ロキ』や『ラブクラフト・カントリー』のウン ミ・モサク)が夫を「ウソつき」と罵った辺りから雲行きが怪しくなってくる。
とは言え、絵面も凡庸だったり、登場人物たちが何を考えているのか良くわからない行動を繰り返すせいで、結構ねむかったのだが、終盤の切り返しとタネ明かしはなかなか盛り返してきた。あの視線の先には、相当な衝撃が配置されている必要がある、というところでしっかりと衝撃的な画を放り込んでくるぐらいの手腕は認められた。