ハリーポッターの世界を舞台にしたオープンワールドのアクションRPG。プレイヤーは19世紀の魔法学校で、自分だけのストーリーを紡ぐことができる。圧倒的な世界観の作り込みと、登場人物の生命感が特徴的で、プレイヤーを魔法世界に没入させる。グラフィックの美しさや、丁寧に描かれたキャラクター達との交流が、ゲームの大きな魅力となっている。
※ AIによる解説文(β)です。当サイトの内容を参照して、独自の解説文を構築していますが、内容に誤りのある場合があります。ご留意ください
『ホグワーツ・レガシー』/エピローグが続き「あいつらに会いたい」が爆発する
総プレイ時間70時間ぐらい。終わり間際になると、クリアする喜びよりも、この世界を離れなければならない寂しさのほうが勝ってた。というぐらいの傑作。大変満足。
操作性が良くないとか、いくつかの欠点を帳消しにするぐらいに作り込まれた世界。精密なグラフィック、とかそういう次元じゃないの。プレイしているうちに、スタッフの作り込み対する偏執的な覚悟みたいなものがビシバシ伝わってきて、ちょっと怖くなった。ここまで作り込んだ世界を、これ一作で使い捨てしちゃうの惜しかろうに。
そうした作り込みのおかげで、「ここに登場する人たちは…生きている…のだ」と没入する自分に違和感を感じる必要がない。先生たち、同じ寮に暮らす仲間、ホグワーツの友達、ホグズミードの人々。この人たちに会えるのはここでしかないのだという実感が、今日も俺にコントローラーを握らせる。
<ネタバレはしません>
ヴォルデモート卿は出ないから、ラスボスに不足ありの感は否めない(CGは未だ鼻を削いだレイフ・ファインズに勝てない)が、物語のヤダみと最終展開の胸熱にはなかなか立派なものがある。しかし、それ以上に嬉しかったのはラスト。すべてが終わった後のあいつらが、俺の労をねぎらってくれる。いつの間にか沢山の人生に関わってきた数十時間。廊下を歩く自分に気づいて振り返る友だちの顔が、このゲーム最大の報酬である。