明治時代の歌人で、短歌や詩で知られる文学者。日本の近代文学を代表する存在として、繊細な感性と時代への鋭い洞察を作品に込めた。東北の風土や労働者の苦悩、恋愛、故郷への想いなどをテーマに、わずか26年の生涯で多くの名作を残した。その作品は日本文学の重要な転換点として高く評価されている。
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街裏ぴんくファンの見た『R-1グランプリ2024』
俺、ガチの最推し芸人が決勝行くの、オードリー、ランジャタイぶりで、本当に興奮してた、今日(オードリーの時は、敗者復活戦からハラハラしてたな…)。んで、ビール2本買って鑑賞しました。
その、ガチの推し芸人って、街裏ぴんく。よく考えたら人生で一番生で観た芸人かもしれない。思い出せる限りで書くと、単独3回、単独配信3回、通常ライブに出てるの2回。カナメストーンでもこんなに観てない。要らない想像力を掻き立てられて、ホドロフスキーとか、デヴィッド・リンチ観てるような気分になるんですよね。瞬発力で言うとそれ以上か。『虚史平成』も全部聴いてる。
そういう人間になったつもりで、R-1見返してください。ハラハラするから。
芸歴制限も撤廃されて、当然ネタの厚みが増し、やっぱルシファー吉岡は強いな、と心底。ピン芸人って漫才コント以上に芸歴がモノを言う印象がある。ただ、芸歴10年程度、寺田寛明とかの常連メンツも引けを取らず、結局すべってる人いなかったですね。かなり引き締まっていて、最後まで満足して観られる回だった。
一部燃えている吉住の一回戦ネタは、俺もちょっとないなーと思ってしまった。茶化すんだけど、対象の解像度があまり高くないので、やってる人の意図(「こういう人の、こんな態度、笑えますよね?」)と、観てる人の意識(「そういう人の、 そういう態度の、何が間違っているのか?」)が乖離してしまう。同じように解像度の低いことが多いバカリズムが評価していたのも納得だった。ただ、こういうのでぶち上がるのはあまりよくない。確かに、デモに対する冷笑的態度に繋がりそうなネタというのは分かるけど、そのぶち上がりが、更なる分断につながると思うので。あと、吉住と永野は、天下取ると思ってまーす。
あと、Twitter上でしか知らなくて、それをいいことに当日まで意識して一切ネタの情報を仕入れないまま観たどくさいスイッチ企画。あれはなんですか?序盤数秒で天才が爆発してた。一発セリフ入れてからタイトルコールするんだけど、その速さと切断の精度が完璧で、一気に引き込まれてしまった。その速さについていけないという声もあったんですけど、あのやり口は映画のモダンな編集技法に似てて、スピードでぶん殴られたみたいに魅了されてしまうんですよね。どくさいスイッチ企画、ルシファー吉岡、街裏ぴんくが、俺の決戦三組。
んで、街裏ぴんく。一発目が俺の大好きな「プールに飛び込んだら石川啄木がいた」というネタで思わずガッツポーズしたんですが、「石川川石(いしかわせんごく)」に「へぇ〜」の時点でかなりのアウェイ。やりづらそうだし、時間制限もあるしで、いつもより大声まくし立て系の技術で押していく戦術を取っていたと思うんですが、それもあって普段より観客を引き込めず。しかしながらネタの強度は当然抜群に高いので、ルシファー吉岡に続く二位。この時点で、テレビでネタを2本観れることの 幸せを噛み締めていた。
2本目は『虚史平成』より「モーニング娘。6人目のメンバー」として、街裏ぴんくこと「八ちゃん」が参加する予定だった話(さっきYouTubeにアップされていましたが、これ、もともとはネタだったんですね)。すっごく好きなネタ2本、俺が「強い」と信じている2本だったので、個人的には言い訳が効かない。えへらえへら笑いながら画面を見つめていたんですが、顔面引きつった人にしか見えなかったと思う。
無事優勝。ぴんくさんがすごい速さで崩れ落ちるのと同時に、俺もちょっと泣いてました(ただ、もっと泣くと思ってた、街裏ぴんく。志村けんが亡くなった時に追悼コントやって泣いてたぐらいなので。単独のラスト、平場で突然泣き出したのも見た)。最推しが優勝したの初めて。すげー嬉しかった。
その後、ENGEIグランドスラムに登場した際は、前に虹の黄昏とのライブで観た「山手線で痴漢に間違われないように心がける」ネタを披露して、今日3本目。ネタ時間も多少延びて、もう大分いつもの調子を取り戻し、とんでもねえ嘘の話をさも当然のこと のように語りかけることで、観客がドン引きしてちょっとざわついていた。遂に、街裏ぴんくの時代が来た。