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仕事がバタバタしすぎてた。

去年のBandcampの『BEST HIP-HOP of 2022』選がかなりよくて、大半を追って聴いている。Pitchforkのベストとか、なんであんなにつまらなくなったかね!と、腹立たしい思いでいっぱいだった俺の憂さを晴らすような会心のリスト。「メディアでござい」と息巻いた大の大人が、言うに事欠いて、「今年のベストは…ビヨンセです!」って力いっぱい言うようなことかよ、恥ずかしい。って毒々しい気分で年を越したのだった。

トレンドをハンドリングしようとしてる奴らって、すぐ何かを終わらそうとするけど、別に、何も、終わってないよな。

さて、連日『My French Film Festival 2023』を追ってて、今年は粒ぞろいだな、と感心してるんですが、今日のもすごく良かったよ。『揺れるとき』。フランス版『フロリダ・プロジェクト』的な作品かと思って観てたら、ちょっとした違いに味わいがあって大変良い。心の洗われるようでいて、実のところ、現実逃避してるだけでは?という塩梅の良かった『フロリダ・プロジェクト』と比較すると、ずっと着地が大人で、でもそれだけでは終わらせたくない!という気持ちが、少しだけ歪さを醸し出すという。もうちょいパンチのある画があれば、最高だったのですが、まあ良し。レビュー書く。

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