映画サークルや映画愛好家のコミュニティを指す言葉で、映画を通じて交流し、作品について語り合う集まり。この記事では韓国犯罪映画『犯罪都市』の魅力を熱く語っており、マ・ドンソクの演技や作品の社会性、キャラクターの魅力など、映画の深い部分まで踏み込んだ批評が展開されている。映画を単なるエンターテイメントとしてではなく、社会的メッセージを持つ芸術作品として捉える視点が興味深い。
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『犯罪都市』/最強マ・ドンソクを証明する序章
昨日のげんき映画の会で、「『犯罪都市』のマ・ドンソクが最強かもしれない(ただし、3以降で開花する)」という話を聴いたので、朝起きてすぐに視聴開始。巻き込まれて全編視聴してしまったむすこも、「確かに 犯罪都市だった…」と感想を漏らしてしまうぐらい、本当に犯罪都市。そんな犯罪都市の型破りデカであるところのマブリー氏。冒頭から、刃物を持ち出したチンピラ同士の大喧嘩を、通話の片手間に処理。冒頭から凄すぎて、完璧に目が醒めてしまう。
一方でバダサイやJin Doggみたいな冷めきった目のボスを含むヴィラン三人も凄い。たった三人しかいない組織だが、頭のネジを飛ばし切ることで画面に恐怖が充満してしまう。こいつらは話とかシャレが通じないな、という空気になる。
頭のネジがイカれた三人 vs 腕の太い人類最強マブリー。これだけでシンプルな見応えがあるし、実際それを期待している人々が大満足する出来なのだが、ちょっと深みがあるのは、このヴィラン三人がマブリーとの対決ではなく、市井の人々の抵抗によって少しずつ削られていくところにある。マブリーは最強だが、その腕っぷしだけでは勝てない。「力なきものたち」の抵抗が、集まることで大きな力を発揮するという、革命の有用性をしっかりと描いている。