爆発的な興奮と疾走感が魅力のジャンル。スタント、アクション俳優の肉体的技量、スリル満点の展開が特徴で、映画では激しい追跡シーンや格闘、銃撃戦などが見どころ。トム・クルーズやジャッキー・チェンのような俳優が代表的で、観客に高いエンターテイメント性と興奮を提供する。映画だけでなく、ゲームやコミックスなど、多様なメディアで展開されている。
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ドニー・イェン主演の『スーパーティーチャー 熱血格闘』を観たが、30点ぐらいの出来だった。ドニーが主演ならアクションシーンが少なすぎるし、教育映画としては課題がイージーすぎる。漫画どころか、四コマ漫画を繋ぎ合わせたようなチグハグさで、全体的にダイジェスト然としている。女性らしさを押し付けられ、本当はレースドライバーになりたい女子をエンパワーするために、ゴーカート場に連れて行くのはわかるが、父親とストリートで競わせるのは漫画でしょ。取ってつけたような設定(ピアノの件とか)が次から次へと出てくる割に、引っ張っている伏線(鷹の件とか)は放置したり、全然一貫性なかったな。ピアノの件は、きちんと謝ったのでそこは良かった。
「つかみはOK!」の歓声が聞こえてくるようなバッチリのつかみ。おなじみのCG臭さを漂わせたスカイダイビング版『駅馬車』は予告編でも観れるが、グリーンバックでの撮影風景が目に浮かぶのにこれだけ手に汗握るのだから、もう無理しなくていいって伝えて欲しい、トム・クルーズに。くれぐれも。

ノーティドッグによるPlaystationの人気シリーズの映画化である本作は、謎解きと豪快なアクションの連続で終始景気の良い冒険活劇。本作を観ると「なに。こんなゲーム、アリなの?」と信じられない気持ちでいっぱいになりプレイ欲がそそられるというシナジーがちゃんと機能している。最後のドタバタなんか、よくよく考えたら『ワイルド・スピード』ですらここまでやってねえ、『ゴッド・オブ・ウォー』的なケレン味すら溢れてて超げんき。
ソフィア・アリとタティ・ガブリエルという、ほぼ無名の女性二人(…敵かな?味方かな?)も含めて主演の四人が全員最高で、「俺達の甥」ことトム・ホランドがむしろ「ミス・キャストかな?」と思わせる水と油感(こそ泥の役は似合わないって…)で序盤苦労するも、後半はとにかくアクションのキレとコミカル演技ですっかり魅了。カクテルのシーンがあまりに流麗で、諸々ひっくるめると二代目トム・クルーズの襲名を狙っているはず(もしくは二代目ジャッキー・チェン)。収穫だったのがマーク・ウォールバーグで、出演作は好きなのに一度も良いと思ったことのない彼が、実に憎めない相方を好演しているのが発見だった。
次回作作る気満々なポストクレジットまで観て、俺はもう、完全にこの映画のファンだ。新フランチャイズ誕生に祝福を!