民主主義の根幹となる政治参加の仕組み。有権者が代表者を選び、政治的意思を表明する重要な機会だ。日本では国政選挙から地方選挙まで様々な種類があり、投票は権利であると同時に責任でもある。 記事では日常の合間に「歩いて投票へ」という一文があり、選挙が生活の一部として自然に組み込まれている様子が描かれている。フォーマルスーツの仕立てという特別な準備と投票という市民的行為が並列で語られているのが興味深い。 現代では投票率の低下や政治への無関心が問題視されることも多いが、一票一票が社会を形作る重要な意思表示であることに変わりはない。
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吉祥寺を一人で歩くのはちょっと寂しい。しかしながらいくつか用事があったので、忙しく歩き回る。その前に、少しだけカフェでコードを書く。そのまま、靴を買ったり、ジュンク堂覗いたりしてから、むすこと合流。サイゼリヤでエスカルゴの楽しみ方を伝授してから、二人分のフォーマルスーツを仕立てる。電車で自宅周辺まで帰ったら、歩いて投票へ。もうやることは終わった。
明日、妻が二週間ぶりに帰ってくるので、少し念入りに部屋や台所を掃除する。普段からやってるので、そこまで大掛かりなことにはならない。
夕食を食べながら、フィリップ・ラショー『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』を観る。むすこが、完全に映画にハマり始めて、この期間に良い映画に出会って欲しいので、なるべくたくさん見せるようにしているのだが、それにしても今日は大当たり。こちらが下げに下げたハードルの更に下を行くフィリップ・ラショー!!めちゃくちゃ素晴らしかった!!マーベルやDCのヒーロー映画が好きな人にオススメ、というだけではなく、90分弱の上映時間の中に隙間なく詰め込まれたギャグ、張り巡らせた伏線という伏線を要らないところまで回収していく構築力も考慮すると、全コメディファンにオススメしたい(まあ、最低限の元ネタ知識は必要だけど)。パロディ元を、全力でバカにし切っているが、あまりに全力過ぎて結論「この人たち、ヒーロー映画めちゃ好きそうだな」という感想が残ってしまうという奇跡。ラストまで余すことなく楽しい。フィリップ・ラショーの映画が面白くなかったことはないが、それにしたってこの完成度は想定外。また観たい。

余談:絶対観ておいて欲しい元ネタは、『ダークナイト』マカヴォイファスビンダー以降の『Xメン』どれか、『ローガン』『エンドゲーム』です。意外と少ないけど、『エンドゲーム』を最大限に楽しむためには、それまでのMCU全作観ておく必要があるから…(略)
うだるような暑さの中、面接を三件こなす。この熱を持ったPCでは、満足にオンライン面接もこなせないではないか、と自暴自棄になってしまう。妻が夜に外出、自分も遅くまで面接があったので、夕食はむすこと外へ。下高井戸の「どどん」。歩いていると、選挙の話に。
むすこが学校で友だちと選挙の話をしているらしい、と妻に聞いていたので、話を向けてみる。やはり友だちは石丸支持で、自分だけ蓮舫だったと。「それはお父さんお母さんの影響だよね?」と聞くと、確かにそれはそうだけど、と前置きした上で「それでもいくつか気になることがあった。例えば、政治資金パーティーの話とか」とのこと。細かく真剣に話しておいて良かったと思う。
でもようよう考えてみると、むすこが選挙権を得るまで、あと10年もないのだ。昼に妻と選挙について話している時、どうしたって選挙について調べる時間もないぐらい生活などに追われている人もいて、そういう人がポピュリズムに乗せられて投票してしまうこともあるかもしれない。だけど、そういう人をバカにしてはいけないんだ、と主張していて、その通りだと思った。どうしたって、「小池に入れるやつ、石丸に入れるやつ、◯◯に入れるやつは、バカだ」という言い方で断罪、自分の希望通りにならない世を嘆いたりしてしまうが、それでは分断と政治への無関心を産んでしまうのだ、と改めて肝に命じよう。
家に帰って、予断は与えぬよう留意しながら、例の石丸のインタビュー動画を見せると、「感じ悪すぎない!?」とギョッとしていたむすこ。明日以降、小学校でも流行ると思うけど、今のまま、自分をしっかり持っていて欲しい。
有休消化デーを明日に控え、今日は『デンジャラス・ラン』を観てた。『チャイルド44』とか『ライフ』とか『モービウス』(全部、うっすらと好き)のダニエル・エスピノーサ監督によるアクションサスペンスで、オチはわかり易すぎるきらいはあるものの、しっかり面白い。伝説のCIAエージェントを演じるデンゼル・ワシントンがあまりにマッコールさんしてて笑った。