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すっごく忙しい週を締めくくる、すっごい忙しい金曜日。しかも土砂降り。朝からスプリントMTGで出てきた課題を凄まじい勢いでイシュー化。videojsの仕様も調べないと書けない。それをやっつけ、学校見学があるので準備してたら、採用面接の結果が返ってきてオンラインでみんなと議論。方針決まり、エージェントさんにも連絡してから、家を出る。昼飯食べる時間もないので、三茶のみんな知ってる(けどあんま食ったことある人に会ったことない)駅前の今川焼を買って、食べながら歩く(美味い)。学校着いて2コマ分、色々と発見のある良い機会だが朝からしんどい。そこに、面接させてもらった候補者の方から連絡があり、授業終わるのを待ってから電車飛び乗ってティザリングでやり取り(こういう電車の中でこれみよがしに忙しい感じを出すの厭なんだけど我慢)。急遽、これから面談することに。オフィス着いてすぐ取っておいてもらったフォンブースで面談。よろよろと最後の打ち合わせ終わって、大団円の月一懇親会で、俺を含む6月生まれの誕生祝ケーキ出てきた。多分、みんなが想像している10倍ぐらい嬉しかった。

『クワイエット・プレイス:DAY1』/怪物にポエジー

這々の体だが、頑張った一日だったのでご褒美映画に『クワイエット・プレイス:DAY1』。ご褒美映画に『クワイエット・プレイス』、ですわ。前に映画館で予告が流れた時、心の中で小さなガッツポーズを決めたのだが、Twitter観たら、今更そんなもん観たくねえとか散々な言われようで、みんな怖いね。心のガッツポーズをそっと取り下げる、弱い俺でしたよ。もう信頼できるげんき映画大好きな友達にしか言えない、この胸の高鳴りを。

とにかくこのメインヴィジュアルがいいじゃんね。ルピタ・ニョンゴ。個人的には、ベストルピタ・ニョンゴでしたよ。末期癌で余命幾ばくもない主人公(ルピタ・ニョンゴ)が、ホスピスから「The City」マンハッタンに音楽とピザを楽しみに出かけると、突然上空から大量の「あいつ」が降ってくる。まるで『クローバーフィールド』もしくは『ブッシュウィック』のような群衆パニックムービー的な展開が熱い。

のだが、この映画にはポエジーがある。ジャズピアニストの父を持つ主人公。今は自暴自棄になってしょうもない詩しか書いていないのだが、かつては詩集も出版されるようないっぱしの詩人でもあった彼女が、自身の余命をカウントダウンするようなかつての詩を読むと、そのカウントダウンは怪物に追われている自身の状況を示した啓示のようにも思えてくる。クライマックスで訪れる「ある場所」も、破壊されるニューヨークのポエジーを凝縮したような様子で、そもそもニューヨークを破壊する存在、とは何を象徴しているのかを考えさせられてしまう。ラストシーンで提示された主人公の運命には、「古き良き」ニューヨークを懐かしむような作り手の主張が、おおよそ似つかわしくないモンスタースリラーとして暗示されているのが面白い。(その反面、最後に主人公が取る行動が、ポエジーに結びついてなかったのは、脚本の力不足を感じた。主人公の病に感じる「死」と、ニューヨークの「死」、怪物がもたらす「死」が、詩を通じて重ね合わされるような展開があったら胸熱かったのに、とちょっと物足りなかったな)

で、よく考えたら、『クワイエット・プレイス』シリーズはあんまげんきではないです。みんな暗い顔して喋らないからね。

MCATM

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