お笑いの一形態で、2人1組のコンビが掛け合いを繰り広げるパフォーマンス。大阪を中心に独自の進化を遂げており、近年はメタ的な手法や斬新な発想で注目を集めている。M-1グランプリなどのコンテストを通じて、若手芸人たちが革新的な技巧と伝統的な笑いのバランスを模索している。
※ AIによる解説文(β)です。当サイトの内容を参照して、独自の解説文を構築していますが、内容に誤りのある場合があります。ご留意ください
「The Second 2025」観てた。一発目のツートライブが、面白い時のツートライブだったので安心して、そこからはかなりリラックス。はりけ〜んずが本当に100点の漫才していて、マシンガンズがやっぱり上手くて(実はとんでもなく上手いんだと思ってる)楽しいのに、それでも圧勝という感じだったのが本当に不勉強にして意外。とても勉強になった。
ザ・ぼんちの姿を見て、むすこが自然に「かっこいい…」って言ってたんだけど、本当にそう。70歳超えてあそこまでギラギラしているのはとんでもないバイタリティだし、「伝説」がインフレしている状況に苦言を呈している俺ですら、ツービートやB&Bとしのぎを削っていたんだな…と思うと、本当に伝説。でも、金属バットが2本ともすごかった。友保さんがM-1時代から着実に一歩ずつ進化し続けているのが信じられない。
その金属と囲碁将棋にとっては、これからもきつい戦いになりそうだけど、でも出続けてる・出続けられていることがそもそも凄すぎるからな。今年も楽しかったです。
【3回戦全ネタ】翠星チークダンス/チェリー大作戦/マイスイートメモリーズ
ここ2〜3年の大阪の漫才はとても変な感じで進化している、という認識を持っている。メタに走ったり、発想を逆転させるなど、トリッキーな作りを採用しながらも、自然に見せる上手さがあるコンビが多い。この3回戦動画はその一部が顕著に出ていると思う。チェリー大作戦はその流れの先駆けにいたようなコンビだと思うし、衣装を変えてからの翠星チークダンスも、二人にしか出来ない漫才 をしていて見応えがある。まあ、そういうの抜きにして、マイスイートメモリーズは良い。顔が良い。そういうのが、革新的な才能と渡り合えるのがお笑いの良いところだと思う。
今日はあまり時間がなかったので短編2本観て、フォールアウト4やって、寝ることにする。
キュウ『ティラノサウルス』
タイタン所属の漫才師・キュウ。ゆっくりと間を取るタイプの漫才が多く、勢いや手数で押し切るタイプとは全く異なる。「めっちゃええやん」のネタで有名になったし、俺もそれで知 って好きになったんだけど、今メインでやっているような、言葉遊び、妄想、唐突に別のルールで動いている奇妙な異世界に突き落とされたような感触のあるネタもとても好きだ。世界を捉え直すというか、その骨をたった一本取り去ってみただけで見事に崩れ落ちる様を嗤うような、独特の快感がある世界観だと思う。
ちょっと前のやつだけど、彼らのネタで一番好きなやつ。相方を「ティラノサウルスよりかっこいいよ」と褒めるその顔には一片の邪気も無い故に、徐々にこちらも、そして当の相方も、「俺が間違っているのか?」と世界が音もなく崩壊していく。その物語運びの間やイントネーション、そして受け取る側の表情や、徐々にその気になっていく機微の見せ方も、計算され尽くしたネタだと思う。
https://twitter.com/piroguramu
「お客さんにとって、僕らで満たせる欲求が、僕らでしか満たせない欲求でありますように。」って、めちゃくちゃ良いよね。そう思います。