下高井戸で作戦会議。何にせよ、作戦会議はいいものだと思う。すこぶる良いアイデアが湧いてきて、そのままたつみで一杯。家に帰ってから、ごま豆乳鶏の四川風を作ったら辛すぎてむすこに詫びた。チャチャっと仕事のアイデアを形にして、たいへん充実したGW4連休だった。
井上尚弥戦、相手も応援してしまうぐらい、良い選手だったなー。完全にやられてるのに、観客も気づかないぐらいいつの間にかぬるっと追い詰めてたりして、これぞボクシングって感じの良い試合だった。
かなりGW。朝から賞味期限寸前のブラックタイガーを調理して食べると、MOMATまで自転車で。『ヒルマ・アフ・クリント展』と常設展に、フェミニズムの映像展も観て、2時間ぐらい。
堪能したのち、シネマート新宿でエドワード・ヤン『カップルズ』。その後、明日だと思っていたDJイベントで、カツミくんと、今度ライブ誘ってくれたsttさんに会って談笑。そこから、次の映画までしばらくあったので、弁天湯でサウナ。『サンダーボルツ*』を深夜の会で観てから帰宅。もう3時。実に豊かな一日だった。明日は家でレコーディングするぞー。
分かりやすく、沈みゆく船ムーブというか、老衰していく会社というか。吉本ですけどね。ビジネス目線で見ても、くるまを取ると思うんだけどなー。まあ、漫才やる場が減ったのは大変だと思うけど、M-1二連覇後の天下取り、新しい形の天下取りを見せてくれるのでは。
なんだかんだ、人が増えてくるといろんな話ができる人が多くなってそれは良いことである。
「Today!」って言われて、声出た。言ってる人、マジでドヤ顔だったぞ。『Elder Scrolls 4: Oblivion Remastered』。あー、びっくりした。『カセットビースト』終わったらやるね。
イメージフォーラムで『メイデン』、シネマカリテで『KIDDO キドー』を観る。『メイデン』は後でしっかり書こうと思う。ケルアック『路上』を文庫・新訳で読みたいと思い、青山ブックセンターまで行ってしまった。『KIDDO キドー』は思ったほどでもなく、ちょい期待はずれ。とにかく編集の映画で、『LETO』を観てる時のような感動はあったんだけど、それが終盤まで持続しなかったのと、毒親が成長しないのは良いとして、ラストの行為がどこにもつながらなかったのが美しくなかったです。物語的には、⚪︎⚪︎ではなく、トランポリンであるべきではなかったのか?
Lucy Dacus - Ankles
Japanese Breakfastの新作やら、Black Country, New Roadの新作やら、Mamalarkyの新作やらで、女性ボーカルものばかり聴いている最近だが、Lucy Ducusのこの曲もド名曲だった。「朝、クロスワードやろう」のくだりでハッとするような素晴らしいメロディが差し込まれる。もう4月の時点で、「今年はこれさえあれば…」というような楽曲が多くて幸せなことだ。
「お付きの女性」役でPVに出てるアジア人女性は、『ボトムス ~最底で最強?な私たち~』で「信じられないぐらい綺麗な中国人」を演じてたハバナ・ローズ・リュー。
吉田大八監督『敵』/また今日も、生き長らえてしまった
生(性)と死のオブセッションが余生を支配している。来るべきXデーに至るまで。結果として見事、完璧にバタイユ的なモチーフが展開している。斯様に無様で滑稽なのか、我々の人生は!
主人公・渡辺(長塚京三)は、隠居状態の元仏文科大学教授。彼は、最強の名字「渡辺」(©️令和ロマン)を持つだけではなく、「フランス文学」の「大学教授」であったことに、人知れず権威を見出している。趣味がよ く、都内に小綺麗な一軒家を持ち、悠々自適な隠居生活を送っていることに感じる誇り。その「誇り」は、表層的な「豊かさ」「慎ましさ」からは隠匿された場所で、下卑た感情と接触している。何度も繰り返し描かれる食事のシーン。朝食で魚を丁寧に焼き、自ら串に刺した鶏肉を卓上の七輪で夕餉に炙っている姿は、まるで「丁寧な生活」の見本であるが、それは凶器のように美しい元教え子(瀧内公美)の肢体や、老人である彼からすれば年端も行かぬ女学生(河合優実)の無邪気な好奇心や憧れに対して、性的に接続した優雅さなのである。
その優雅な余生を送る老教授・渡辺だが、食べる時と話している時以外は一転、まるで死んでいるように見える。「死のいとこ」である睡眠時、昼のひとときが嘘のように、悶え苦しんで倒れた死体がベットの上で、今日もまた生き長らえてしまった。こうして、死と肉薄する瞬間に、せん妄のような悪夢が現実と見紛うばかりに襲いかかる。亡くなった妻への恋慕を悉く失念し、若い女たちに文字通り「鼻の下を伸ばす」時、生への渇望は蘇り、「敵」=死を前にした老人が醜態を晒していく。そうした、人であるが故の醜さが、知的な人生を蝕み矜持を奪った後に、暗転する。ここに描かれているのは、そんな人生の黄昏である。
feeble little horseの新曲、よりSpirit of the Beehiveに近づいてない?面白い。
大阪万博、くら寿司に長蛇の列で8時間待ちと言うが、万博まで行ってくら寿司行くのがそもそもキツくない?
用事のあるむすこを置いて、散歩がてら死後くんと多田玲子さんの個展に。
バインミースタンドで初めて食べた。