タル・ベーラの相方、クラスナホルカイ・ラースローがノーベル文学賞受賞した。『サタンタンゴ』の原作&脚本家。英訳版を持っているが、全然読めてない。
https://x.com/KokushoKankokai/status/1976288243479085088
そこに来て、邦訳企画進行中のこと!さすが、俺達の国書刊行会!
川上未映子『すべて真夜中の恋人たち』ってマジで大好きな小説なので、映画化すげえ嬉しいんだけど、浅野忠信はカッコ良すぎるだろ。
https://natalie.mu/eiga/news/643474
まあ、俺たちの浅野なので、見事にやってのけると信じているが。
『ばけばけ』観るための早起きを続けているのだが、このドラマ、すごく良いものになるのではないかという予感、気のせいではなさそう。見合い終わりの家族での食事。いつもと同じように、滑稽なやりとりを続ける四人が、ある情報を境に、恐ろしい光景に様変わりする。滑稽描写が上滑りしたら上手く行かないし、ただ滑稽なだけだとシリアスに転じた時違和感が残る。四人ともめちゃくちゃ上手いので効果が出る。親父と祖父は、流石に反省して欲しい。
ホリー・ジャクソン『夜明けまでに誰かが』
あの『自由研究には向かない殺人』のホリー・ジャクソンによる完全新作。夏休みを過ごそうとキャンピングカーを運転する4人の高校生と、そのお目付け役の2人の大学生が、人里離れた荒野で謎の人物から狙撃される。狙撃者は「6人の中で、秘密を持っている者が一人いる」と告げ、夜明けまでにその秘密を明かすよう要求する 。
ミステリーというよりはサスペンスやスリラーに近く、より淡白で、故に現代的なスティーブン・キングというか。ピップとラヴィを描ききったあの筆力は見事なもので、時を忘れて読みふけってしまった。謎解きの要素は控えめでありながら、様々な角度から驚きの展開がもたらされ、息をつく暇もない。すごく映像向きの作品だと感じたので、どこかでそんな企画が進んでいても驚かない。
マジでみんな、『ブラックミラー』とか『her/世界でひとつの彼女』とか観てないからこんなことになる。そのうち、無表情で広告とか喋り出すぞ。
今週観た華大千鳥、鶏のモノマネをさせるという何でもないくだりで、いとも簡単に千鳥の空気にしてみせると、すかさず華丸さんが被せてきちんとウケてみせる。そこに濱家がいささか無理な態勢で山内に振ると、完璧ではないもののヒット当ててみせて、かまいたちとして一瞬画面を支配する。基本、仲良くわちゃわちゃしているのに、突然バチバチの殴り合いが始まるので目が離せない番組である。
やっぱ2〜3週間なにも書かないというのは異常だと思う。きちんと記録しておかなくては。
さあ、眠る前の一時間で、小さな音でギターを弾くのだ。
こんなもん、まじで、絶対に観たくないですか??『笑む窓のある家』。ちょっとしたブロークン邦題も最高ですよね。
ピーター・スワンソン『9人はなぜ殺される』を読了。以前のピーター・スワンソンに戻ってしまっている。なんでこうなる…。『だからダスティンは死んだ』『8つの完璧な殺人』がかなり良い出来だったので、期待してしまったなあ…。
寝かしておいた新作テープのB面を久しぶりに聞き返す。もうこれで良いんじゃないかというぐらいとっ散らかってて最高だった。放っておいた味噌がめちゃ熟成していたみたいな気分。さー、編集が楽しみだなー。
『ガンニバル』S2観終わった。後藤理(さだむ)よなー、中島歩の。毎回毎回よくここまで異なるタイプの役を演じ分けるなあ、と関心しきり。今年は、「おじさんの顔、おもしろい?」(『ルノワール』)もあったし。
性描写については、これぐらいが限界かなと思ったものの、それで損なわれているものも最低限だった印象。そのかわりに、ヨガやったトラヴィスが津山三十人殺しに挑むキャラクターが出てきた異様がアグレッシブで良かったです。
ベルナルドと元祖いちごちゃん、熱いなー。しかしながら、や団としずる。池田が発表前まで不安そうな顔してたのに、発表された瞬間にキャラ入れてたの相変わらず信用できる。